2011-01-16 21:55:27 | インポート

なかのZERO小ホールで行われた標記のイベントに参加した。主催:石原都知事の同性愛者発言に抗議する有志の会

問題の発言は、東京都の石原慎太郎知事が同性愛者について、

12月3日

「テレビなんかでも同性愛者の連中が出てきて平気でやるでしょ。日本は野放図になり過ぎている」

12月7日

「どこかやっぱり足りない感じがする。遺伝とかのせいでしょう。マイノリティーで気の毒ですよ」

「ゲイのパレードを見ましたけど、見てて本当に気の毒だと思った。男のペア、女のペアあるけど、どこかやっぱり足りない感じがする」

といったこと。(12月7日付け毎日jpによる。ただし、Googleのアーカイブより)

第1部は性的マイノリティ当事者もしくは当事者の家族などからの発言。当たり前だが、みんな怒っている。イトー・ターリさんのパフォーマンス(「イシハラスメント 菌」の巨大風船を使ったもの)も面白かったが、多くの性的マイノリティの当事者や当事者の周りにいる人達のグループがあるのを知った。

NPO法人ピアフレンズ
東京メトロポリタンゲイフォーラム
パフスペース
LOUD
NOP法人LGBTの家族と友人をつなぐ会
パフスクール
”共生社会をつくる”セクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク

これらのグループが、必ずしも日常的に共同して活動しているわけではないようで、今回のようにひどい差別発言があったからまとまって集会を持ったとのことだ。

レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの略である、LGBTという言葉を始めて知った。そのほかホモフォビア(homophobia)は同性愛(者)嫌悪。

第2部の前に、何人かの区議会議員の挨拶。

上川あや世田谷区議によると、世田谷区(教育委員会?)では、差別が現場で起こったときには絶対に許さないと表明しているとのこと。上川さんの活動でかなり進んでいるようだ。

前田くにひろ文京区議は、東京都で教員の確保ができないという話と、当事者がいるということを自覚して行政は進めなければいけないという話。

すぐろ奈緒杉並区議 は、一般質問で取りあげているとのこと。

第2部は、ゲイカップルとレズビアンカップルの同居生活のトーク。二人の関係性については、普通の夫婦と変わらないと感じた。

出演した東小雪さんのふぁぼったーを見ていたら、異性愛者の人が、「あいつレズなんじゃない?」と思われるのが不愉快なら、同性愛者の私が、勝手に(自動的に)「男の人が好きなんだろう」と思われるのも不愉快。おんなじことなんだと気づいてほしい。 なるほど。

1月14日 「石原都知事の同性愛者差別発言、なにが問題か?」イベント

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