杭州へ出発する虹橋駅に行く前に、明日の出発が虹橋空港であることを確かめるため、空 港第2ターミナルによったが、乗る便がない。よく見ると国内線のみしか表示されていないため、もしかしたらと地下鉄で第1ターミナルまで戻ると、こちらは 国際線だけだった。現地では常識なのかもしれないが不親切。明日、いきなりこの事態だったらあせっただろう。
虹橋駅の出発階で切符を買うには、荷物検査を受けなければいけない。プラットホームに下りるところで出発する電車にあわせて改札がある。
虹橋駅の広大な待ち合い所。
自動券売機の情報を見たが、次の義鳥行きは既に売り切れ。その次は遅くなるので義鳥行きはあきらめ、杭州に行く。
杭州駅で降り、杭州の地図を買って、コーヒーを飲みながら行く場所を決めようと、店に入るとホテルのロビーだった。38元で珍しく炭焼コーヒーらしきものがあるので、それを注文。販売員が別のものを進めるが、判らないので断った。
霊隠寺に行くことに決め、バスを探すとちょうどあったが、バス亭でどこへいくのかとおばさんに話かけられる。表示されている停留所を指差すと、止まってい るバスだという。何やら話かけてくるので判らない旨を伝えると、どこから来たのかと聞く。日本人だと答えると「こんにちは」といってくれた。
バスの中で地図を見ているとやはり隣の人から話しかけられ、目的地を指差すが、何やら言っているので、やはり判らない旨を伝える。途中で現在地を教えてくれた。
霊隠寺地区の入り口の売り場で、45元のチケットを買い、岩場に刻まれた仏像をみる。霊隠寺に入るにはさらに30元が必要だった。中に入るとみんな熱心に祈っていて、写真に撮るのをためらう。日本のお寺の参拝客とは熱心さが違う感じがした。
空腹なので、霊隠寺内にある食堂で一番高い麺を注文。20元。
霊隠寺のさらに奥にある永福寺に行く。なかなか雰囲気のよいところではあるが、持ってきた日本のガイドブックにも買った地図にも載っていなかった。途中の お茶飲み所で西湖龍井茶を注文する。お茶もよいがつけられた乾燥させた何かの種のようなものがよかったので、売っていないかと聞くと売らないという。残 念。
左が何かの種。中央は乾燥りんご。
バスに乗り、西湖の見える適当なところで降り、いくらか歩く。西湖そのものは、それほどよいとは思わないが、周りに点在する橋や建物はよさそうだ。じっく りまわれる時間があればよいのかも知れない。望遠レンズをつけたカメラで、鳥の写真を取っている数人がいた。珍しく銀塩カメラを持っている外国人がフィルムを交換していた。
バードウォッチングをしている。
印鑑関係のお寺?
バスに乗って駅方向に行くが、来るときに途中で見た回教徒通りらしきものを探す。通りはあったが、回教徒通りというわけではなく、回教徒向けらしい店が1,2店あるだけだった。
杭州駅で、カンフーの構えをした男をシンボルにしているファストフード店に入る。肉丼のセット料理を注文するが、あまりうまくない。24.5元。
土産物屋に入る。永福寺でお茶についていたものに似ているものがあったので見ていると、販売員が試食させてくれる。多分10代だろう女の子で、元気で熱 心だ。英語ならわかると言ったら、携帯電話についている英語辞書を使って説明してくれる。その山核桃仁というものを選び、西湖龍井茶も買った。汗が出てい るので、ティッシュを2,3枚差し出してくれる。こういう人に出会うとホッとする。後で別の店で追加で購入した山核桃仁は35元で、3元ほど安かったが無 愛想だった。
駅中の売店でやっと時刻表を買う。5元。
朝食:ホテルのビュッフェ
昼食:霊隠寺のラーメン 20元
夕食:杭州駅前のチェーン店の肉丼セット 24.5元