城市酒店で朝食。心なしか寂しいメニュー。以前は案内してくれたのに、今回は禁煙席はどこかを聞かないといけない。

陜西南路駅まで歩く。ホテルからは南京西路駅より、こちらの方が近そう。地下鉄の駅は改札の前でかばんをX線で荷物チェックを行っている。日本でやったら長蛇の列になって顰蹙だろう。

Pc27213720_2地下鉄は、次の電車やその次の電車をあとどのくらい待てばよいか表示される。

地下鉄の上海火車駅から上海駅に上がったが、お目当ての時刻表を売っている売店がなく、様変わりしていた。切符売り場も自動機になっている。一回りしてみ ると昔ながらの窓口で人が売ってるところもあり、そこはかなりの列だ。前にはあった外国人向けの窓口はなくなっている。ハードルが高いなと思いながらすい ている自動機のところを見ると英語の説明もあり納得がいった。ただし、自動機は4日後までで、南京や杭州など近隣の駅に限って販売している。28日の南京までの往復を自動機で買った。

 

Pc27214710上海駅はすっきりしていた。

Pc27214610自動券売機。
上海駅前に新しく出来ていたインターコンチネンタルホテルのロビーでジャスミン茶をもらう。40元+サービス料。

静安寺駅まで行って、今晩行こうと思っている伊藤屋がまだ続いているか確認することにした。静安寺駅で降りてみるとここもまた様変わり。久光はそのままだが、その前に大きな建物が建っている。そもそもここが昔なんだったか思い出せない。

伊藤屋が続いていることを確認した後、静安寺駅に戻って南京東路駅に向かう。南京東路駅あたりはあまり変わりようがないようだ。外文書店や上海書城で過ごし、南京の案内書を購入した。

Pc27216110静安寺前。お寺と高層ビル、仏教とキリスト教が混在している。

遅めの昼食は、書店近くの食堂で、チンジャオロースーご飯。ピーマンのきり方が豪快だった。レタスも入っている。13元。

一旦ホテルに戻るので、陜西南路駅で降りるとROLEXの贋物を売りに声をかけてきた男がいた。

PCでインターネットにアクセスしようとするがあまりにも遅く、あきらめる。ひょっとしてホテルの問題でなく、上海の発展があまりに急速だからかもしれない。

再び街にでると、富民路に巨富大厦(巨富ビル)を見つけた。実もふたもない名前だ。金庫のドアの模型まである。

Pc27008610

 

Pc27008810金庫のドア。

伊藤屋に6年ぶりに行ったが、知っている顔もなく、普通の日本料理店になっていたので、がっかりした。そういえば誰かが、伊藤屋は経営者が変わってみんな 辞めていったと話をしていた気がする。腹ごなしに鎮寧路のもう一つの日本料理店に行ったが、それらしい料理店はなかった。近くにホテル日航上海ができてい たのは驚きだ。中心街からは外れたところだと思っていたのだが。

知っている上海は、どんどんなくなっているので、今回の旅行で観光としては最後かもしれない。

朝食:ホテルのビュッフェ
昼食:上海書城近くの小食堂で、チンジャオロースー 13元
夕食:伊藤屋(日本料理店)しょうが焼き定食 50元

12月27日 思い出が消えている上海

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