雪こそ降っていないものの、特に午後は風が冷たくて大変な一日だった。
早めに起きて7時過ぎに朝食を食べに行く。前日とメニューがあまり変わった様子もなくがっかりした。レストランを出ようとすると、伝票にサインを求 められる。今まで、何十回と朝食付きの宿泊をしてきたが、サインを求められたのは初めての経験でとまどう。とまどう人が多いらしく、あらかじめ用意されて いる日本語の表示を見せられた。昨日は求められなかったというが、あきらめてサインした。チェックアウトの時に確認が必要。
約束の8時半過ぎにツアーガイドからの電話が鳴る。既にロビーにいるというのであわてて降りていく。英語が聞き取れないが当方の英語力の不足のため。
マイクロバスに乗るが、私が最初だ。本日は合計6人という。次々にホテルに立ち寄り乗ってきた。2人はオーストラリア人の母娘。娘のほうは、武漢で 農業のリサーチという。当然、中国語を勉強しているが、日本語も少し話す。別の女性2人は、シンガポールから。中国語と英語のバイリンガル。残りの男性一 人はワシントンDCからだという。アジア系の顔立ちだが、英語は全くなまりを感じなかった。
最初の観光スポットは、半坡博物館。6000年前の村落の遺跡だ。周りに堀をめぐらした村落で、土器を使い、家の柱の立て方や埋葬の仕方などの説明がある。
次に向かったのは、兵馬俑にあるような陶製の像を作っている工場。陶器の作り方によって堅牢さが違ってくることの説明を受けるが、ここを訪ねることにあまり意味を感じない。
秦始皇兵馬俑博物館の近くの食堂で食事。お茶を入れる湯のみが柔らかめのプラスチック?コップ。口に含んだときに砂のようなものを感じたがそのまま飲み込んだ。違っていたかもしれない。
秦始皇兵馬俑博物館の前で日本語のガイドに声をかけられる。ツアー中なのでもちろん断るが、この寒い中立っているだけでも大変だろう。門から建物ま で特に見るべきものはないが、歩くと時間がかかるというので5元を払って電動車にのる。11人が乗れるようだ。帰りは土産物などを売っている違う道を通っ たので、腑に落ちない。
兵馬俑はさすがに圧巻だった。ストロボと三脚が駄目なので写真が撮れない。
ツアーでは陳列庁に行かなかったので、後から考えると見たかった。
バスで、秦始皇陵に行く。 秦始皇兵馬俑博物館との専用バスのようだ。始皇帝の陵墓は、山の中腹にあって、盗掘されないように毒が加えられているという。昨日の雪で定期的に演じる?出し物も中止とうことでつまらないものだった。
ツアーが二手に分かれて一方は温泉に行くというのだが状況が良くわからない。温泉はよいが時間がかかりそうなので、行かないことにする。
最後のスポットは、華清池。歴史上の人物が使った大小の温泉がある。長恨歌でも有名なようで、それを題材にした歌や踊り?があるようだ。中国のTV局のCCTVも一役かっている。
華清池。西安事件の舞台の一つでもある。
赤い服が今回のガイドさん。ツアー客のオーストラリアからの参加者と話している。
帰りのバスはガイドを含めた女性3人が英語でしゃべりまくっていた。とてもついていけない。
ツアーが終わってホテル周りの食堂を探索。バスはICカードが使える路線と車掌がいる路線が分かれているようだ。6停留所までは1元で、それ以上は2元と書いてあるものもあり。
朝食 : ホテルのビュッフェ
昼食 : ツアーで用意した食堂
夕食 : 皇城ホテル?のビュッフェ128元
電気ポットのお湯の沸き方が恐ろしく早い。1分もかかっていないのではないか。