げっ。朝から雨。
ホテルのレストランでビュッフェ形式の朝食。昨夜の広東麺がおいしかったので、ビーフン?の麺を主にした。英字の新聞をもらったが、日本大使が南京を訪れたことの記事が載っている。やはり南京大虐殺祈念館に行かなかったのが問われているようだ。
雨の西安。バスが汚れている。
昨日見つけた本屋に入る。入り口で守衛に呼び止められ、本がどうのと言っているので、本がかばんに入っていないかチェックしていると思い、日本語の本を見せる。西安の地図を探すも意外にないので、写真が豊富な旅行ガイドを購入した。
本をじっくり見られる喫茶店か何かないかと思って、ショッピングセンターのようなところに入るが、喫茶店はなく、食堂のテーブルで広げる。結局、とりあえず近くに行くことにした。
鐘楼に行く。チケットは鐘楼だけだと27元。鼓楼も一緒だと40元なので、まとめて買う。入り口の土産物屋で地図があったので買うが、後で見たら西 安ホテルにチェックが入っていた。まあいいか。並んでいる土産物屋の最後で、西安でよく見かける楽器を売っていて、日本語で勧められた。土産物屋が日本人 を見分ける感覚には鋭いものがある。
鐘楼は西安の中心にあって、東西南北の道路が見渡せる。写真に取れないが中の展示物も良かった。
鼓楼からみた鐘楼
鐘楼では参観者が鐘をつける
鐘楼から見た西安の通り
鐘楼の中の展示。スローシャッターなので、テーブルの上にカメラをのせて撮影
鐘楼を降りて、鼓楼に向かう。雨というより雪になった。鼓楼は大小さまざまな太鼓を飾っている。文字が書いてあるのは「立夏」など季節の名前だが、古い漢字なのか、そのままでは読めない。
鼓楼。大太鼓が見える。
中の展示が素晴らしい。恐らく中国のいろいろな民族に伝わっている太鼓だろうが、見たことのないような太鼓が並んでいる。
鼓楼の中の展示。
下に2つ並んでいるのも太鼓。
上階の展示物もよいのだが写真は不可だった。絵葉書を探すが、鼓楼や鐘楼に特化したものはないので、あきらめる。
鼓楼のそばにマクドナルドがあるので、興ざめする。
周りに観光案内所と面白そうな路地があったので、まず観光案内所に入る。英語で西安郊外のツアーを提供しているので、明日で申し込む。450元。ちょっと出費なので、ホテルに戻って両替をしないと現金が心もとない。
路地は回教にゆかりが深いようだ。土産物として蛙の鳴き声に似た音がする木の置物など、胡桃を焼いていたり、ここも面白い。
趣きのある通り。
ちょうどお昼どきなので、ピザ様の生地に野菜などを入れたものを食べてみたいと思ったが、なかなか意思疎通ができそうな店がない。この路地を2-3 周してしまった。結局、路地の入り口にある店で購入。焼きあがったものを豪快に包丁で4つに切ってくれる。4元。おいしい。道で食べていたら、通りがかっ たカップルのうち女性からなにやら聞かれるのだが、さっぱりわからない。
ここで購入。
間に野菜を挟んでいる。
ついでに、多分干し柿で作ったあまり甘くないデザート風のもの。これもおいしかった。
ホテルに戻って、3万円を両替し、ジャスミン茶(45元!)を飲んでしばし休憩したあと、ホテルから出てタクシーを捕まえようとした。上海に比べて タクシーそのものが少ないようで、あまり通りかからない上に、雪のせいか、空車がない。あきらめてホテルの部屋に戻ったら、疲れがどっとでてしばらく横に なった。
ホテルのジャスミン茶。ガラスが2重になっていて熱くない。
7時になったので、昨日通ったホテルの裏手の商店街にいく。小さな店が並んでいて、薄暗いところなのだが、意外に人通りが多いのにはびっくりした。
表通りにいくと東門が近く、ライトアップされている。寒くて早く暖かい店に入りたいところだが、見に行くことにした。きれいなものだ。
結局、近くの百貨店にある??包というところで夕食。??包は肉まんを底面だけ油で揚げている。ラーメンはからい。サラダと思ったレタスは暖かかっ た。そこまでは良かったが、飲み物が昔の粉末のオレンジジュースを暖めたようなもの。ラーメンがからいので、甘いのはよいが、少し閉口して半分ぐらいでや めた。
ホテルに帰るとクリスマスパーティの真っ最中。なぜかボディチェックを受けた。
ホテルの土産物屋で、十二支をあしらった刺繍が気になる。買って帰ろうか。
朝食 : ホテルのビュッフェ
昼食 : 鼓楼近くで立ち食い4元+1元
夕食 : ホテル向かいのパークソンの中にある??包で定食セット19元