熊谷市の市民活動支援センターでは「ガヤガヤくまが夜」という夜のミニ交流会を実施していて、1月26日はその第9夜。「学生を巻き込むには」という魅力的なタイトルに惹かれて参加しました。参加者は、大学生と高校生を含む市民活動支援センタースタッフ数名、大学のボランティアセンターの人、その他市民活動をしている人が数名。
ポイントを箇条書きで。
- 学生はアルバイトをすることが多く、土日は埋まっている。仕送り額が減っているという調査もある。
- 新聞で折り込みで入っても恐らく見ない。SNSでもフェイスブックは使わずツイッターを使う。最終的には口コミ。ツイッターはイベントの時だけに発信するのではだめ。
- 学生のサークルがボランティア団体に繋がっていたりする。サークルだといろいろな学年がいるのでつながりが連続できる。
- ボランティアをするメリットとデメリットを考えてしまう人が多い。参加するとこういうことができるということが市民活動側が出せていない。
- 学生を安い労働力としか見ておらず、ただで使おうとするところもある。バイトでお金をもらうべきだと考えられるものがあるが判断は難しい。
- 商品開発やレストランなど授業で絡めると面白い。経験すると得ることが大きい。
- 小学校で親子そば打ち教室をやっているが、中学に行くと部活があるということでできなくなっている。
- 一般の外部団体でも立正大学の大学祭にでられる。
- ネットで調べて各サークル宛てに手紙をだすこともできる。
- 講習会や勉強会では勉強と変わらないので、例えば紙芝居の人とタイアップしてはどうか。防災を広めたい団体が興味を持ってもらうために不要になったおもちゃを持ってきてもらって防災ゲームをやった例もある。
- 空襲といわれてもリアリティに欠けるのでVRで見たらどうか。
- 全然違う団体と繋がれれば、意外なものが生まれたりしないか。糊の役目を支援センターでやったらいい。
【2018.2.10追記】
以下の文書を紹介していただきました。
学生をもっと市民活動に呼び込む方法
http://shimin.hitomachi-kyoto.jp/partnership/gakusei.pdf
学生を巻き込むには(1月26日)