8月5日に生活クラブ主催の憲法カフェがありました。会場はパープル羽生の調理室! 羽生での動きやどんな人たちが活動しているかを知りたかったので参加してきました。憲法カフェは今回で4回目とのことです。講師はあすわかの青龍さん。

講演会というより参加者との対話でした。参加者からの発言も活発でした。以下は、講師と参加者の話の両方を含みます。
- 憲法9条に自衛隊を明記することを言いだしたことをどう思うか。
- 学校の先生が昔は抑えていたが、今は自衛隊が就職先になっている。
- 海外に行くことを想定せずに自衛隊に入った人も多い。隊員や家族が不安になる。
- 海外に行くと明記すれば隊員も覚悟しなければいけない。
- 憲法に規定するという議論の前に、個別的自衛権とか自衛隊の中身を議論しないといけない。
- 自衛隊員は22万人。アメリカは140万人、ドイツ17万8600人、フランス20万人、イギリス15万人になっている。戦車はイギリスなど200輌代だが、日本はイタリアと同等で700輌ぐらい。戦闘機はフランスが281機、イギリス254機、日本557機。
- 選挙に行かないことは白紙委任だということを若い人には言うようにしている。
- 今のままではあんまり関心を持たないうちに進んでしまうのではないか。
- 知らないうちにいろいろなことが変えられ無力感がある。
- 戦争で利益を得るのは日立とか三菱などの武器を作っている会社。日立の冷蔵庫を買っているのに誰も教えてくれなかった。そういう教育こそ必要。
- 沖縄の映画で、戦争から帰ってきたおじいちゃんが人格が変わってきた。アメリカ軍も戻ってきて心が壊れている人もいるのに上層部の人は現実を見ていない。そういうつらい思いはさせたくない。
- 北朝鮮が攻めて来たらどうするといわれる。
- 恨みの連鎖が止まらない。核兵器の廃絶条約が採択された。国際紛争があるところに日本の職員が解決したという事例もある。日本ではなかなか知らされない。
- 普段こういう話を近所の人たちとしないといけない。
- 北海道に住んでいて、朝鮮学校の近くでは遊んではいけないと言われた。
- 家庭教育支援法案がこれから上がってくるが、余計なお世話だ。
- 海外のメディアがどういう風に報じているかをみるとよい。
講演会後は、ランチ。「いろいろな問題があるがどこから始めたらよいか分からない」という意見が印象に残りました。宿題です。
おいしく学べる憲法カフェ(生活クラブ羽生支部)に行ってきました。